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いぶすき情報プラザのブログ

■「秀ヤンの書き歩き」№18

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■「秀ヤンの書き歩き」№⑱  2012・7・14

  ◎ 再発見!「うなぎ温泉」

 40年ぶりに鰻温泉を訪ねた。実は秀ヤンの勤務先「いぶすき情報プラザ」の社長から、鰻温泉の「スメを見て来てヤ」と、言われて「スメ(巣目)」って何? と首をひねった。では実際に行って見てこよう、と思って出かけた。

 温泉の主人に聞いたら「そこいらにあるから勝手に見たら」と、一言。どれじゃ、と思いながら見渡すと、何のことはない、湯気の出る地熱を利用した「天然の蒸しかまど」だった。地域のほとんどの家庭にあるとのことで、温泉卵やふかし芋、煮込み料理などに利用されるという。
 これに類似するのが、霧島山麓の栗野岳温泉の地獄蒸しがある。別府温泉にも同様のものがあるのは有名な話。先述の主人の話によると、今は梅雨時期で地熱が下がっており、十分に活用できないという。確かに蒸気の勢いもあまり元気がなかった。

スメ
■各家庭にある「スメ」と呼ばれる天然の蒸しかまど

 ついでに、鰻池と鰻温泉を散策したが、歩きながらハタと思い出した。ここは西郷隆盛が、こよなく愛した場所だったことを。で、案内板をじっくり読み返すと、幕末から明治にかけて幾度も鰻池・同温泉に湯治に訪れたと書いてあった。

■西郷南洲ゆかりの里。ここは休憩所。
ゆかりの地

鰻温泉は、指宿市内で唯一の単純硫黄泉。宝暦年間(1750年頃)に村人によって作られたらしい。ふきでものに効果があると評判になり湯治客で賑わったという。
背後にうっそうとした森、前方は湖に挟まれ、硫黄の香りの漂うひなびた温泉地。整備された温泉地に飽きた方には、なんともいえない風情のある温泉地だ。是非訪ねてみて欲しい。

うなぎ温泉民宿
■背後にうっそうとした森が迫る鰻温泉の民宿。このほか温泉もあり独特の雰囲気を漂わせる

 ≪豆知識≫
 ・鰻池 周囲約4㌔、最深部約60m。5700年前、池田湖とほぼ同じ頃噴火した火口湖。昔、水田を作ろうとしていた頃、池の底から大うなぎが現れ水路をふさいだ。それを村人が刀で切りつけると、大うなぎは池に逃げ、そのまま生き続けた。それ以来、大うなぎは池の主と崇められ、うなぎ池となった。
 ・男はつらいよシリーズ第34作の舞台 美しい藍色の湖面、周囲に立ち上る湯煙の鰻地区は昭和59年(1984年)「男はつらいよ・第34作」のロケ地となった。そのときのマドンナ役は大原麗子さん。

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